PPAPに学ぼう。音楽と日本人と海外進出。

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2016年 PPAP 全世界で衝撃的な爆発的ヒット

■「YouTube」が発表した2016年の動画ランキングの「トレンド動画部門」2位にランクイン

■YouTubeの週間再生回数ランキング『ミュージック全世界トップ100』(集計期間9/30~10/6付)で世界一

■、「Billboard Hot 100にランクインした最も短い曲」でピコ太郎がギネス世界新記録を達成

■日本レコード大賞 特別話題賞

その他、数えきれない程の快挙!!素晴らしいです。ここまで全世界の人々に評価されたアーティストが今まで日本にいたでしょうか?けど、冷静に考えて・・・ちょっと待ってください。なんでいきなりこんな大ヒットになっちゃたんですか?曲とかものすごくシンプルで短いのになんでなの?って思われてる方も当然いらっしゃることでしょう。

楽しい気分にさせてくれる

よくコメントで、楽しい気分になるってのを拝見します。音と映像がリスナーを楽しい気分にさせてくれている。極めて重要な要素です。そんなの当たり前だろって思われるかもしれませんが、これが難しいんですよね。

人を不愉快な気分にさせるのは簡単ですが、楽しい気分にさせるのは難しいです。

意味が分からない歌詞を軽快なリズムで歌いあげ、かつ個性的なビジュアルで楽しい気分にさせてくれてます。

「やべえ・・・派手な格好したパンチ頭が軽快なリズムで意味不明な歌詞を歌ってる。

しかも短いwはやwもう終わったwけど、なんか楽しい!!もっかい観よう」

楽しいんでつい何回も観てしまいます。中毒性がとても強いです。あと、お子さんのウケも大変よろしいですね。子供はこうゆう得体のしれない意味不明なもの好きですから。(褒めてるんです)千葉県出身のシンガーソングライター(自称53)という設定も謎めいていて、とても神秘的です。

シンプル イズ ベスト

今の時代のリスナーは他にやることが多いので、あまり長い曲や動画を作っても、億劫なのか、なかなか聴いたり観たりしてくれません。PPAPは動画の時間がとても短いです。

この短い時間に楽しい気分にさせてくれるという、お手頃感もウケた要因かもです。時間のない方でもちょっと観ようかなって気になりやすいですし、動画自体が短いと再生の回転率もあがります。

また、”最高にのれて楽しめる瞬間だけでいいじゃないか?シンプルにいこうぜ”というアーティストの思考と今の時代のリスナーの環境がマッチしてます。

なかなかこうゆう決断できる方は少ないんじゃないでしょうか?僕なんかも大体1曲5分くらい、少なくても20トラックとかいう謎の固定概念があります。

SNS脅威の拡散、ファン増殖∞

ジャスティン・ビーバーさんがお気に入りの動画としてTwitterで紹介して、そこから拡散されたみたいですね。20年前とかなら考えられないことです。

スマホの普及も大きいですね。動画配信でしたら世界中の人が周りの人にお手軽に広めてくれます。「これ面白いw」→拡散→更に拡散。もう勢いは止められないです。

アーティストの提供するものと、リスナーの求めているもの、あと現代のSNS環境とが完全に一致して大ヒットしたんでしょう。

これを機に芸能人だけでは無く、世界に向けて面白いアプローチをされる一般の方が、ジャンルを問わず日本からドンドン出てくると思ってます。どうせやるなら世界を目指しましょう。一般の方がピコ太郎さんみたいに世界を面白おかしく激震させることができたら、とても楽しい世の中になりそうです。

日本のアーティストは海外でウケない?

僕が個人的に思ってるだけですが、海外の方はどうも日本人が自分らに似たビジュアルや音楽性で進出してくるのを、潔しとしないように感じます。

それと日本人が海外へ進出する一つの壁として言語があります。曲や歌詞はイケてるのに訛りのある発音で歌われたら、伝わるものも伝わらないです。

ピコ太郎さんの場合、簡単な英語と、あの個性的なビジュアルで、そこもカバーされています。それにあのビジュアルなら、仮に英語が訛っても逆にウケる可能性もあるかもしれないです。ここらも計算の内に入っていたのなら、やはりPPAPの大ヒットは偶然などではなく、成るべくして成ったんじゃないのかなって思ってます。

過去に海外進出して成功しているアーティスト達とのある共通点

ここで語らずとも世界的に有名な80年代のYMO

90年代ベルギーのテクノレーベルR&Sからリリースされたケン・イシイさん

現在のピコ太郎さん。いづれも共通点があります。それは曲がシンセサイザーなどの電子音を使った音楽です。YMOが80年代のテクノポップでケン・シシイさんが90年代のデトロイトテクノ、同じテクノと名が付きますがジャンルは全然違います。けれども日本人のこういった電子音を使った独創的な音楽が、海外の方に受け入れやすいんでしょうか?だとしたら、これらのジャンルに近い音楽の方が、海外での成功率は高いかもしれません。

テクノの精神

PPAPはよく80年代のテクノポップがルーツという紹介がされています。音は確かにテクノポップよりですが、僕が個人的に思ってるのは、ピコ太郎さんは90年代のテクノの影響の方が、かなり強いのではないかなと推測しています。

このテクノというジャンルの背景には暗黙の一つのキーワードがあります。自由な精神です。PPAPはとてもシンプルな曲で短い動画ですが、アーティストとして、既存の枠に捕らわれない自由な精神で提供された動画が、世界中の人々に愛されたのかもしれませんね。

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