テクノの名機 JUNO-106 の代用品を探す旅

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クラブミュージックの定番シンセ JUNO-106

クラブミュージック制作には様々なアナログシンセサイザーの名機が存在します。90年代にそれら機材はビンテージシンセとして高騰しまして、中々手に入りにくくなりました。そんな中、比較的価格も安く、タマ数も多く、入手しやすかった名機、Roland JUNO-106。テクノな音が簡単な操作で出せて、90年代のクラブミュージックには欠かせない機種です。またその汎用性のある音は、現代のディープハウスなんかでも十分活躍できる事と思います。今でも市場価格はそれ程高騰しておらず、必要ならばオークション等で比較的入手しやすい製品です。(完動品で相場4万円くらい)ですが、困った事に、この機種は特有の持病を抱えているんですよね。

故障が多い

まぁ80年代の機種ですので仕方ありません。有名な故障は、現在では入手困難なVCF-VCAのカスタムICの故障で(6音ポリなので6枚)壊れてしまうとプツプツとノイズが乗ったり、音が出なくなります(1枚壊れたらJUNO-105になります)僕の106も故障しましたよ。例のカスタムICの故障では無いのですが、ラインアウトから音が出たり出なかったりで動作が不安定になりました。メンテして使うにしては、ちょっとコスパが悪く感じたので一旦売却して、代替え品を探す案に決定しました。

代替え品を探そう

JUNO-106の音が欲しい!!だけど、意外な事に代替えがソフトシンセでないんですよね。これだけの人気機種、ていうかクラブミュージックに貢献した名機なのに・・・他のビンテージアナログと比べて、この機種特有の細くて薄い音。だけどテクノにマッチしたあの音が、中々再現できない。かといってオクで本物を入手しても、ビンテージシンセはメンテが大変です。その様な市場の声にメーカーさんが応えてくれました。いくつか106を再現した(できる)機種が、現在はあります。

Roland/SYSTEM-8

まずはこちらが大本命ですかね。本家Roland社からPlug-OutでJUNO-106の音を再現できるようです。JUPITER-8のPlug-Outも出ていますんで、Rolandマニアの方は迷わずこの機種で良いでしょう。ただ僕は今回あくまでも106だけの代用品を探しているだけなので・・・市場価格大体16万円は、ちょっと悩みますw。(価格に見合う良いシンセですが)

最新のACBテクノロジーによるアナログ・モデリング・シンセを49鍵の使いやすいボディに集約。
・クラシカルながらもレンジの広いプリセット音色と、Plug-Outによるビンテージ音色を同時に使用可能。
・JUPITER-8とJUNO-106の2機種のローランド・ビンテージ・シンセのPlug-Outをプリインストール(JUNO-106は2017年リリース予定)

Roland/JU-06

こちらも本家Roland社から、106をモチーフとしたデジタルシンセサイザーです。さすが音の再現性は本家です。ですが残念ながら幾つか気になる点がありまして、ポリ数が4音と若干少ないのと、ラインアウトがRCAなのが個人的にネックです。ですが、お手軽に106の音を加えたいだけなら価格も4万円代くらいと、中古の106と同じくらいですし、新品で手に入るこちらの方が良いかもしれません。上記のデメリットがあまり気にならない方は、この商品がベストかもです。

「JUNO-106」をモチーフに最新モデリング技術により再構築されたモジュール。80年代ポリフォニックシンセのサウンドと素早い音色エディットを再び!

BEHRINGER/DeepMind 12

こちらはBEHRINGER社からの本格的なアナログシンセサイザーです。元々は2010年に106のクローンを作る為に開発研究されたみたいです。2017年、遂に市場へ。パネルの操作性とか似ていますよね。106が6音ポリだったのに対して、12音ポリとポリ数が倍に増えています。またipadによるリモートコントロールも可能で、パラメーターの遠隔操作ができます。いや~アナログシンセも進化しましたね。名前もカッコイイ!!日本での価格は10万円前後くらいですかね。肝心の音を聴きたいのですが、置いている所が少ないです。

BEHRINGER初となるアナログ12ボイスのポリフォニック・シンセサイザー。プロフェッショナルから高い支持を得るTC Electronics、Midas、Klark Teknikのアルゴリズムを用いたエフェクトを搭載。さらにiPadとのWi-Fi接続により、アプリ上でのパラメーター操作に対応するなど、アナログでありながら最先端の機能を備えます。

3機種の中で選ぶなら

お手軽に106の音を加えるならJU-06で間違い無いでしょう。お金がある方ならSYSTEM-8で良いと思います。DeepMind 12は音を生で聴いていないので何とも言えませんが、動画で聴く限りは、完全再現というより106を進化させた音って感じです。クローン機種+αの何かが欲しい方はDeepMind 12で。因みに僕は完全再現とかはあまり気にしない人なので、ある程度、自分の欲しい106っぽい音が出せるなら、DeepMind 12が最有力候補になりそうです。

それ以外の選択では

Roland CloudのLegendaryシリーズで106を選択する事もできます。ただRoland Cloudはまだ立ち上がったばかりのサービスなので、僕は様子見状態です。期待はしています。

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